書道教室を選ぶメリット・デメリット

昔から定番の習い事、書道教室。
子どもを書道教室に通わせることには、いくつかのメリットとデメリットがあります。それぞれチェックしてみましょう。

はじめに

近年はデジタル化の流れで文字離れが進んでいますが、学校教育では文字を書くことは必須です。

書道教室では、文字の「とめ・はね・はらい」など、基本的な字体や筆、(硬筆のある書道教室では)鉛筆の持ち方を教えてくれるなど、書道教室に通わせることはとても良い選択です。

多くの書道教室では、年長児から入会を受け付けています。

書道教室を選ぶメリット

1. 集中力の向上

書道は細かい手の動きや筆圧を必要とするため、集中力を高めることができます。
子どもは練習を通じて、目の前の作業にじっくりと集中する力を養えます。

2. 忍耐力や継続力の育成

書道は上達するには時間がかかり、練習を続ける必要があります。
このため、忍耐力や継続力を養うことができます。

3. 礼儀やマナーの習得

書道は、指導者に対する礼儀や、道具を大切にする心を養う場でもあります。
お辞儀をする、道具を整頓するなど、しつけの一環としても有効です。

4. 自己表現の向上

書道は、文字を通して自己表現する手段としても有益です。
自分の個性や感情を、筆の運びや筆圧で表現する楽しさを感じられます。

5. 道具の持参がいらない

最近の書道教室では、道具を持参しなくても教室に道具のある教室が増えています。
学校帰りに教室に通う場合など、子どもの持ち物を減らすことが出来るので助かります。

書道教室を選ぶデメリット

1. 費用と練習時間の確保

書道教室に通うには、授業料や道具代(筆や墨、紙など)がかかります。
教室に通う時間も確保しなければならないため、忙しい日常の中で調整が必要です。

2. 精神面への懸念

書道は一朝一夕で上達するものではなく、継続的な練習が求められます。
特に、初めは難しさに直面することも多いため、途中で挫折してしまう可能性もあります。
すべての習い事に言えることですが、指導者とコミュニケーションをとり、子どもの適性を早期に判断することが大切です。

3. 個性が制限されることがある

書道には一定の規範やルールがあるため、創造的な自由度が制限される場合があります。
特に、伝統的な流派の書道では、一定の型に従うことが求められます。

まとめ

子どもを書道教室に通わせることは〇

書道教室選択はナイス!
文部科学省が定めている学習指導要領では、書写は小学3年生から必修科目となっています。

文字の字体や鉛筆の持ち方などを教えてくれる書道教室に半年や1年間など、短期間でも通わせることはとてもよい習い事の活用法です。

書道教室は、時間や費用、上達させるには練習の継続が求められる点も考慮が必要ですが、子どもにとって多くの学びや成長を促す場となることに間違いありません。

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こころりんご
筆者:こころりんご
3人の子育て経験者で小学校教諭免許所有。
子どものいじめ・不登校・ジェンダー課題などを乗り越え、無事子育て期を卒業。 習い事は、3人の子どもで通算24年、15種類の教室・部活・団体活動を体験。 その経験をもとに、習い事選びのアドバイスをします。ご参考になさってください!(*^_^*)

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